風邪症状にも漢方薬・漢方レメディを
“漢方薬は長く飲まないと効かない”と思い込んでいる方はおりませんか?
おそらく、多くの方がそのように思われているのではないでしょうか。
しかし、漢方薬は、できるだけ的確な最適解を見出して処方されれば、比較的早く実感を得ることが多いものです。
そのなかでも効果を実感しやすいのが、風邪ではないでしょうか。
古来、風邪はとても怖い病気のひとつでした。
漢方薬が生まれた時代はとても古く(いまから2000年以上前)、その頃は栄養や衛生状態が悪いために、風邪やインフルエンザなどの感染症はとても怖い病気でした。
よって、風邪のような症状は、実は東洋医学ではよく研究された分野なのです。
ただし、風邪=葛根湯、鼻水=小青竜湯というほど簡単な公式はありません。
風邪の状態を診て、風邪の条件、風邪の時期などを考慮に入れて漢方薬を選ばなくてはいけません。
たかが風邪、されど風邪、
風邪という簡単に見える症状であっても、やはり患者様の症状を把握するための漢方相談が必要なのであります。