第二類医薬品
イスクラ
補中丸T
補中益気湯を基にした『イスクラ補中丸T』
オウギ、トウジン、トウキなど8種類の植物性生薬から再構成されています。『イスクラ補中丸T』は、それらの生薬を粉末にして、丸剤としたものです。
虚弱体質、貧血症、夏やせ、胃弱、病中・病後の体力回復、痔疾、脱肛、胃腸機能が減退し、疲労倦怠感のあるもの又は頭痛、悪寒、発汗を伴うものの改善を目的としております。主に、東洋医学・中医学の体質分類での「気虚」の方の改善が見込まれます。
イスクラ補中丸Tとは?
『イスクラ補中丸T』は「補中益気湯」という漢方薬とほぼ同じ構成の生薬を粉末にし、さらに飲みやすい丸薬にしたものです。
補中丸の「中」とは、身体の真ん中にある胃腸のことを指します。
つまり『イスクラ補中丸T』は、“胃腸を補う”ために作られた漢方薬です。
黄耆、甘草、陳皮、当帰、白朮、柴胡、升麻、党参といった生薬が含まれています。
気虚の方へ
「イスクラ補中丸」は、東洋医学・中医学の体質分類でいうところの、「気虚」という方に適しています。
「気虚」とは、元気を出そうにも元気が出ず、少し動いただけでも疲れてしまう状態のことを言います。
この気虚がひどくなると、気力を補おうとして微熱が出たり、かぜをひきやすいなど、様々な症状に波及していきます。
補中丸は飲みやすい丸剤
『イスクラ補中丸』の基になっている「補中益気湯」は、お湯で煮出すタイプの漢方薬ですが、『イスクラ補中丸 』は、いつでもどこでも飲みやすい丸剤(粒)です。
粒の大きさも程よく、周りをコーティングしてあるので飲みやすいものなっています。味もほとんどしませんので、“漢方薬は飲みにくい”というイメージもありません。
胃腸の調子はいかがですか?
気力はありますか?
イスクラ補中丸T
気力が出ない、胃腸が元気がない、疲れやすいときは胃腸を見直す
東洋医学では、身体の真ん中にある胃腸をとても重視しています。
体のエネルギーは、主に飲食物から生産されます。
その工場である胃腸がとても大切になります。
気力がなく、疲れやすいときは胃腸を見直してください。
補中丸が適応になるかもしれません。
補中益気
胃腸の調子を改善
日常生活の体のエネルギーは、私たちが食べるものから産まれます。そこで東洋医学・中医学では胃腸をとても大切なものと考えます。そこで身体の真ん中にある胃を補う“補中”をすることで、そこから気を益していく“益気”という“補中益氣”の理念のもとに組合された漢方薬が補中丸です。
脾胃気虚
脾胃の力を改善し体力回復
東洋医学・中医学では、胃を中心にした消化力全体のことを「脾胃(ひい)」といいます。脾胃のはたらきが弱ってしまうと、お腹の調子が悪くなり、脾胃気虚という状態になります。補中丸は脾胃の気虚を改善し、胃腸のはたらきを戻していきます。内臓を支える力を回復していきます(昇陽作用)。
こんな症状に
胃腸は体の中心
東洋医学でいう「気虚」の症状(食欲不振、疲労、倦怠感、息切れ、声が小さい、微熱、汗が出やすい(自汗)、内臓下垂、めまい、頭痛など)が多くあり、また、胃腸が不調によって起きる症状についても、その改善に補中益気湯が使われることがあります。体の中心が胃にあると考えています。
イスクラ補中丸Tはどんな漢方薬?
補中益気湯と同じ構成の「イスクラ補中丸T」は日本人に向いているとよくいわれています。
日本人向きと言われる漢方薬
・ 高温多湿の日本
・ しっとりした米食を好む日本人
胃中に湿気がたまりやすいため、補中益気湯が適する人が多いといわれています。
胃腸を元気して体力を補います
体の真ん中に位置する胃腸のことを、脾胃といいます。ここは気力を作る場所でもあります。イスクラ補中丸Tは、胃腸を元気にして体力を補います。
補中益気湯の名前の由来
補中益気とは?
東洋医学・中医学では、消化に関係する内臓を「脾胃」と総称します。この脾胃は、身体の真ん中にあるので、「中焦」ともいいます。さらに、この中焦から出るエネルギーのことを「中気」といいます。
「イスクラ補中丸T」の元になっている漢方薬は「補中益気湯」といいますが、まさにこの名前の通り、消化力の中心である「中焦」「中気」を補うことが主な目的になっています。
「中焦」「中気」は生きていくための気力でもありますから、身体全体のエネルギーと関係してきます。よって、ここから派生する症状も、疲労倦怠感、息切れ、食欲不振。自汗、めまい、微熱など、とても多くなります
胃腸が弱くなってることが前提で、気力不足、疲労感、微熱が続くなどがある場合は、「イスクラ補中丸T」が適応になるかもしれません。
ミニコラム
胃腸に効く漢方薬
東洋医学・中医学では、胃腸の調子を整える代表的な漢方薬がいくつかあります。そのうちのひとつがこのページでご紹介した「イスクラ補中丸T」ですが、そのほかに、六君子湯、参苓白朮散といったものがあります。イスクラの漢方薬では、「健胃散顆粒」が香砂六君子湯(六君子湯の加減方)、「健脾散顆粒」が参苓白朮散になります。体調に合わせて、「イスクラ補中丸T」「健胃散顆粒」「健脾散顆粒」を使い分けます。「イスクラ補中丸T」「健胃散顆粒」「健脾散顆粒」のうち、どれが適するかどうかは、実際の体をみてみないとわかりません。また、場合によっては胃腸の調子だけを上げればいいとは限りませんので、患者様に合わせて漢方薬を加える必要がでることもあります。漢方薬の処方は病名によらず、体の状況・状態を見極めながら行われるものです。自己判断するのではなく、薬戸金堂および漢方薬に詳しい薬店にご来店いただきお気軽にご相談くださればと思います。
Koganedou Kampo
イスクラ漢方薬・JPS漢方薬のご相談は・・・薬戸金堂へ
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それは、患者様の症状や体質などを考慮しながら、より的確な漢方薬・漢方レメディ・漢方関連商品を選択するためです。イスクラの商品を購入するには漢方相談が必要となります。
イスクラ産業の漢方薬をご所望の場合は、ご面倒でも、薬戸金堂・源保堂鍼灸院や、お近くの日本中医薬研究会に所属する販売店で直接お買い求めください。
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