イスクラ心脾顆粒は、「心脾両虚(しんぴりょうきょ)」という状態の方に効果的な漢方薬です。
「心脾両虚」とは、精神的にストレスフルな状態で気持ちが落ち込んだり、睡眠の質が落ちた状態、そしてまた、食欲が落ちたり、疲れやすいといった胃腸の症状も重なっているものをいいます。
からだとこころに無理な負担をかけつづけていた方に当てはまりますので、お心当たりの方はご相談ください。
「心脾両虚」の「心」は心臓を指します。
心臓は血液を全身に巡らせるポンプです。心臓の鼓動が生命の象徴であるように、心臓の働きはとても重要になります。そしてもうひとつ、東洋医学では心のはたらきとして重要なものに、「こころ」を挙げています。心脾顆粒は、疲れた“こころ”を助けてくれます。
“こころ”が疲れて気持ちが落ちているときや、睡眠の質が悪いときなどに、心脾顆粒が役立ちます。
東洋医学では、胃腸のことを「脾(ひ)・胃(い)」といいます。心脾顆粒は、「脾」の方を元気にしてくれる漢方薬です。
「脾」は、たべものの栄養分を吸収したり、全身に栄養素を運ぶ力のことをいいます。「脾」が弱くなると、栄養が巡らなくなるので、疲れやすかったり、めまいなどが起きたりします。胃腸が弱っている方にとっても、心脾顆粒が役に立つことが多くあります。
脳がフリーズしてしまいそうなときに
心脾顆粒は、こころが不安定なときにも効果が発揮されます。ストレスフルで頭も心も疲れきってしまうと、物忘れが多くなったり、くよくよしたり、眠りが浅くなることもあります。また、何をしても集中できないし、貧血などの立ちくらみも。こういったときは、心脾顆粒が心と頭の疲れを癒やしてくれます。
心脾顆粒の基になっている漢方薬の名前は、「帰脾湯(きひとう)」といいます。イスクラ心脾顆粒は10種類の植物性の生薬を原料として製剤化したもので貧血、不眠、健忘の改善を目的としております。
消化力、吸収力、巡らせる力
東洋医学では、胃腸が疲れていると貧血にもなりやすいと考えています。それは、栄養の吸収力や、栄養を巡らせる力が弱くなるからです。血液は栄養を運ぶだけではなく、元気、エネルギーも運んでいるとても重要な存在です。この胃腸の力を「脾胃」と呼びますが、心脾顆粒はこの力を呼び起こしてくれる漢方薬です。心脾顆粒は気血の源を元気にします。
□とにかく頭が疲れる
□物忘れ
□人の話を理解できない
□くよくよしたり不安を感じやすい
□眠りが浅い、眠れない
□ドキドキ、動悸がすることが多い
□めまいや立ちくらみがある
□貧血
□疲れやすい、疲れがとれない
□食欲がない
□下痢や便秘などの便の不調
□あざができやすい
など、胃腸の不調や頭の疲れで起きる症状には心脾顆粒がおすすめになります。
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