温胆湯
「温胆湯」という名称にある「胆」。
西洋医学の解剖学でいうところの胆のうを指しますが、その“胆のはたらきを助ける”というのがこの温胆湯の特徴になります。
では、胆はどのようなはたらきをしているのでしょうか?
二千年前に書かれた東洋医学の聖典である『黄帝内経』には、胆は、「中正の官」と記されています。
「中正の官」とは、“正しい判断を下す”ことで、決断をしたりするときに重要なはたらきをしてくれるものです。
現代は様々なストレスにさらされており、毎日が決断の連続です。
そのため、多くの人は胆が疲れ切っております。
夜眠れないとか、神経が高ぶっていたりするのは、もしかしたら胆の不調によるものかもしれません。
もし睡眠の質が落ちていたり、神経が過敏になっていると感じている方は、温胆湯の対象かもしれませので、薬戸金堂の漢方相談にいらしていただけたらと思います。
温胆湯は
不眠症や神経症をやわらげます
イライラが強くなっていませんか?
不眠症など睡眠にも影響が来ていませんか?
悪夢が増えていませんか?
不安感も強くなっていませんか?
併せて胃腸も不快ではありませんか?
このような症状がある方は、温胆湯が適応になるかもしれません
痰熱内擾に
胃腸が弱くなると、身体の巡りが悪くなり、痰湿という身体の巡りをせき止めるものが生じてきます。この痰湿は、身体の機能低下だけではなく、精神的な部分にも影響が出てきます。
悪心(気持ち悪い)、嘔吐、イライラ、不眠、動悸などは、この湿痰が原因かもしれません。
睡眠症状の改善にも温胆湯が効果的なこともあります。
清胆和胃
東洋医学では、胆のうをとても重要な臓器の一つと考えています。
胆のうは、正しい決断をしたり、血液をきれいにしたり、心身ともに機能のバランスを調整をしてくれています。逆にいえば、胆のうが不調になると、胃腸が不快になったり、動悸やめまい、不眠などが起きることがあります。
温胆湯は、胆のうのはたらきを助けて、心身の諸機能をサポートしていきます。
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