第二類医薬品
JPS-65
桂枝加竜骨牡蛎湯
疲れやすい、神経過敏、興奮しやすいなど
睡眠がうまくとれない方、小児の夜泣き、夜尿症、眼精疲労、神経症など
疲れやすい
神経が過敏
睡眠が苦手なとき
「JPS漢方顆粒-65号 桂枝加竜骨牡蛎湯」は、体力中等度以下で、疲れやすく、神経過敏で、興奮しやすい方によくある症状に効果的です。
７つの生薬の組み合わせ
桂枝加竜骨牡蛎湯は7種類の生薬（ケイヒ、シャクヤク、タイソウ、ショウキョウ、カンゾウ、リュウコツ、ボレイ）が含まれています。リュウコツとは、竜骨と書くのですが、これは化石になります。そしてボレイは牡蛎のこと、つまり貝のカキになります。リュウコツやボレイなど、なんでこんなものを入れるのだろうと思われるかもしれません。なかには、「だから漢方薬はいかがわしい」と思われるかもしれません。しかし、リュウコツ、ボレイともに、よく使われる生薬になり、多くの人々の健康に寄与してきたものです。
桂枝加竜骨牡蛎湯の効能・効果
体力中等度以下で、疲れやすく、神経過敏で、興奮しやすいのものの次の諸症：神経質、不眠症、小児夜泣き、夜尿症、眼精疲労、神経症
神経を鎮める重鎮安神の漢方薬
桂枝湯から桂枝加竜骨牡蛎湯へ
「桂枝加竜骨牡蛎湯（けいしかりゅうこつぼれいとう）」は、その基本になっているのが「桂枝湯」と呼ばれる漢方薬です。桂枝湯は風邪の最初期や、ちょっと体調を崩したなというときに飲んでおくと効果的なもので、身体を流れる「気」「血」のバランスが崩れはじめたときに活用されます。桂枝加竜骨牡蛎湯は、そこに「リュウコツ（竜骨）」と「ボレイ（牡蛎）」を加えた処方になります。
このリュウコツやボレイは、ともにイライラしたりする神経の高ぶりを鎮める重鎮安神のはたらきがあるとされています。
つまり、桂枝加竜骨牡蛎湯は、気血のバランスを調えながら、同時に不安やイライラを取り除く漢方薬ということになります。
以上のような神経症・神経質・神経過敏をはじめ、神経の高ぶりによる子どもの夜泣きや夜尿症などにも使用されます。その他には、眠りが浅い、夢見が多いといった睡眠が苦手な方にも使われる処方になります。
JPS-65 桂枝加竜骨牡蛎湯の成分・分量
3包（6.0g）中に桂枝加竜骨牡蛎湯乾燥エキス散3.6ｇを含有します。
※添加物として、二酸化ケイ素、ステアリン酸Mg、ショ糖脂肪酸エステル乳糖水和物を含有する。
Koganedou Kampo
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