のどケア漢方レメディ
先週は風邪の初期の方が多かったです。
連休明けで開院日数が少ない中でのこの割合ですので、症状の大小関わらずに風邪の症状を感じている人は増えているのではないでしょうか。
暑かった夏が急速に秋めいたため、無防備だったというのもあるかと思います。
夏の服装で出かけたり、お腹を出して寝てしまったりと、秋であることを忘れていたという方も多いのではないでしょうか?
加えて、秋の花粉症もはじまっており、風邪なのか花粉症なのか見分けが付かない時期でもありますから、よりいっそう気をつけていかなくてはいけません。
とくに喉の不調を訴える方が多かったようです。
おそらくこの傾向ですと、今年の風邪は喉からはじまる風邪が多いのではないでしょうか。
どんな風邪もひくのは嫌ですが、唾を飲み込んでも痛いのど風邪はとくに不快なものですね。
そこで、のどのケアをする漢方レメディを三つご紹介いたします。
のどケア漢方レメディ三種
板藍茶
板藍茶は漢方生薬である板藍根のお茶です。
うがい、手洗いはニューノーマルのエチケット。
そこにさらに板藍茶。
とくに外出して多くの人と接してきた場合や、接客業の方などにはとくにおすすめケアとなります。
百潤露
百潤露はユリの根である百合(ヒャクゴウ)、ハマボウフウの根である北沙参(キタシャジン)、アマドコロの根である玉竹(ギョクチク)で構成されています。
百合、北沙参、玉竹は、潤いを助ける食材としてもよく使われています。
のどや肌の乾燥に、潤い補給の漢方レメディです。
響聲白龍散
余甘子(ヨカンシ)をはじめ、桔梗(キキョウ)、真珠(シンジュ)、銀耳(ギンジ)、甘草(カンゾウ)、緑茶、ハッカ油を配合した健康食品です。水なしで飲める発泡顆粒タイプ。余甘子の酸味とハッカ油の清涼感でのどスッキリ。
歌手や司会者など、声をよく使う方のボイスケアにもオススメです。
以上のように、のどをケアする漢方レメディがあります。
風邪の予防や、のどのケアにご利用いただけたらと思います。
また、薬戸金堂併設の鍼灸院である源保堂鍼灸院では、身体の調整をして風邪にかかりにくい鍼療もしております。併せてご相談いただけたらと思います。
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